核融合発電が実現間近、アメリカでは急速に建設が進み日本は後れを取るのかと言わんばかりの記事がありました。
まだまだ点火ができたという程度の段階ですが、それがもう建設計画まであるかのような報道にはあきれるばかりです。
開発研究に巨額の投資がされるということで、あたかもどんどんと進むかのような言われ方ですが、そもそもこれまでも金が足りないからできなかったなどと言うことはありません。
非常に困難な技術的課題が山積みであるから進まなかっただけです。
そんなところにいくら金を注ぎ込んでも無駄になるだけでしょう。
しかも核融合は無限のエネルギーが安価で得られるかのように言われていますが、どうやらそれも怪しいようです。
wired.jpどうやら原料が安いというだけで言われている話であり、装置システムなどすべてを考慮すれば決して無限でも安価でもないということのようです。
このように「夢」や「詐欺」が蔓延するかのようなエネルギーをめぐる技術ですが、それだけエネルギー確保が大きな課題だということが誰にでも感じられるようになったということでしょう。
だからこそエネルギーの使用制限という方向性があるということもいずれ理解されるようになるのかもしれません。