爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

都道府県一つずつ、「私の一番の心の風景」 その1 北日本

NHKBSの人気番組で「日本縦断こころの旅」というのがあり、2011年から始まってもう13年も続いています。

視聴者からの手紙で募集した「私のこころの風景」を俳優の火野正平さんが自転車で訪ねるというもので、もう私も何回も手紙を出していますが、まだ採用になっていません。

もう無理そうだからとあきらめて書いた手紙をこちらのブログで発表したということもありました。

 

以前に「行ったことのある県」といったテーマで書いていますが、今回は「こころの風景」にちなんで「各都道府県で私の一番のこころの風景」というものを挙げてみたいと思います。

いろいろと書きたいテーマが目白押しで、こういった話題を詰め込むのも難しいほどなのですが、まあ口直しに良いかも。

なお、一応実際に行ったことがあり、自分の目で見た風景に限ろうと思います。

写真が残っているものは掲載するかもしれませんが、無いところが多いようです。

今回は「降り立ったことがなくても通過しただけ」の場合も良しとします。

 

それでは北から。

北海道

 北海道には2回行ったことがありますが、どちらも仕事でほとんど観光地にも行っていません。

 そんなわけで、風景としては「北海道大学の構内」にしておきます。

 もう30年以上前になりますが、その当時勤務していた会社の研究所で、研究内容を学会で発表するということになりました。

 その学会は日本農芸化学会、その年の開催地は北海道大学でした。

 まだパソコンでの発表などもなく、カラーフィルムをスライドにしての口頭発表でした。

 その合間に散歩に出たのが北大の構内。大木の多いキャンパスでした。

 

青森県

 青森には一度だけ、これも学会参加です。

 風景は「弘前から見た岩木山」です。

 これもやはり会社の研究所勤務の頃で、関係のあった日本菌学会の大会でした。

 菌学会というのは真菌(カビやキノコなど)を扱うもので、当時は研究所で細菌や真菌の分類同定や保存などを仕事としていたので、関係学会にも情報収集と付き合い(会社の研究所として会員になってしましたので)半分です。

 学会参加は確か一日だけ、翌日は弘前城などを見て帰りました。

 泊まったホテルから見た岩木山は絶景と言えるものでした。

 

秋田県

 秋田にも行ったのは一度だけ、高校生の頃に蒸気機関車の撮影に行きました。

 風景は「小砂川の海」です。

 夜行で入ってまず東能代の先の二ツ井というところに行き、そこで奥羽線のC61などを撮影し秋田まで戻って一泊。

 翌日は羽越線を南下して象潟で乗り換え、小砂川で降りて周辺でD51などを撮影しました。

 そこは鳥海山のすぐ麓に当たるのですが、その日は雲があり山は見ることができませんでした。

 しかし岩場の迫る海の海岸線のすぐ上を走る鉄道の風景は素晴らしいものでした。

 

山形県

 山形は通過したことは何度かあるものの、降り立ったという経験は一度だけ。

 その光景は「蔵王スキー場」です。

 大学4年の時にスキーに行きました。

 所属していた大学の研究室と関係の深い国立の研究所の人たちがスキーバスを仕立ててツアーに行くけれど席が空いているから一緒にどうかというお誘いに乗ったのでした。

 車中泊1泊に旅館で2泊くらいという余裕のあるスケジュールでした。

 しかし私はスキーというものはそれまで全く経験がなく、板や靴を借りて初めてのスキー体験でした。

 ところが滑り始めてあっという間に転んで足をひねり捻挫。

 あとの時間はずっと旅館で「ウイスキー」ばかり飲んでいました。

 

岩手・宮城・福島は行ったこともないのでパス。

 

(その2 関東編に続く)