自動車の燃料にはガソリンや軽油といった種類がありますが、それを間違えたらどうなるか。
そんなことは考えられないと思っていましたが、結構発生するようです。
news.yahoo.co.jp記事冒頭の事例のようにガソリンスタンドのミスで起こるのはどうしようもありませんが、最近増えているのがセルフサービスのガソリンスタンドでの入れ間違いだそうです。
セルフだと同じような給油ノズルから選んで給油するのですが、だいたい3種類あります。
ハイオク、ガソリン、軽油ですがこれを間違えたらどうしようもありません。
その理由が「レンタカーだったので分からなかった」はまだ仕方ないとしても「軽自動車だから軽油と思った」というのはあきれるばかりです。
さて間違えて入れてしまったらどうなるかも示されています。
ディーゼル車にガソリンを入れると、ディーゼルエンジンでは軽油の潤滑性を利用しているためそれが無くなることで燃料ポンプや噴射ノズルが破損する恐れもあるそうです。
逆にガソリン車に軽油を入れると揮発性が低く気化しないために不完全燃焼となりプラグが汚れ焦げ付くようです。
どちらにしても相当な修理費が必要となります。
なお、軽油の場合は寒冷地仕様というものがあり、温暖地で軽油を入れて寒冷地に行くと軽油の流動性が失われてしまうこともあるとか。
気を付けたいものです。