爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「方向音痴」について

いつも楽しく読ませていただいている「よんばば」さんのブログですが、今回はその中でご本人が「超」のつく方向音痴だということが披露されていました。

hikikomoriobaba.hatenadiary.comそれで思い至ったのですが、自分はまったく方向音痴とは逆でどこに行くのも地図さえ見ていけばたいてい間違えないということです。

会社勤めのころに車で遠くまで出張ということもありましたが、たいていのところは事前に地図を調べて特に交差点での方向を覚えていけばまず間違いなくたどり着けたものです。

 

以前に著者が極度の方向音痴という、吉玉サキさんという方の本を読みました。

sohujojo.hatenablog.com方向音痴というものはなかなか治らないもののようです。

 

しかし私もこれまでの人生で数回、ひどい道間違いをしたことがあり、その一回については書いたことがあります。

弘前駅から弘前大学まで」というのがそれですが、まあこの時は事前に地図を見ることもできなかったという理由もあり、迷ったのも納得できるものでした。

道に迷った思い出、弘前駅から弘前大学まで。 - 爽風上々のブログ

 

しかしもう一回の迷い事例、石川県金沢市での体験は地図を見ていたにも関わらずまったく逆の方向に進んでしまったというもので、そのすぐ後にカーナビを購入するという対策を取りました。

その事例について書いておこうと思います。

 

もう10年以上前のことになりますが、会社勤めの最後に石川県の第3セクター組織に出向することとなりました。

普段は石川県立大学のすぐそばのオフィスに通うのですが、週1は金沢市の県庁のすぐそばの本事務所に顔を出すことになっていました。

その最初のころにやはり自前のコーヒーカップが必要ということで、事務所を出て車でスーパーまで買いに行きました。

事務所を出て海側(北方)に向かったのですが、道が徐々にカーブしているのに気が付かず、いつの間にか180度方向が違っていたというものです。

そして何とかスーパーにはたどり着いたのですが、思っていたところとは真逆。

事務所から見て南東側の国道沿いのスーパーに入っていました。

どうやら扇型に緩やかなカーブを描く街並みであったのですが、それを長方形の街路と錯覚していていつのまにか方向感覚が無くなっていたようです。

 

これが付近の地図ですが、公益財団法人と書いてあるあたりの事務所を出て、どう通ったかもよく覚えていませんが、「さくらホーム」と書いてあるあたりで道路が弧状になっているのを気が付かず、そのまままっすぐ北西側に進んでいるものと思い込んで進み結局は国道沿いのイオンタウン金沢示野店に行きついていたというお粗末でした。

 

それ以来金沢に居たころは自分の方向感覚を過信せずカーナビを絶えず参照することとしました。

 

慣れたところなら山や高い建物を目印にすれば大丈夫なんですけどね。

それがない地域や逆に山の中などでは難しいかもしれません。