爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

プラスチック汚染は破壊的段階へ、それでもリサイクルは困難

WIREDJapanに載っていた記事ですが、元はWIREDUSのようです。

wired.jpプラスチック汚染は破壊的レベルに到達したという国連報告書が出ているそうですが、その対策は困難ということです。

 

廃棄プラスチックはすべてをリサイクルできれば良いのでしょうが、現在はリサイクル率が米国では5%以下、ほとんど為されてはおらず、ほとんどが埋め立て(という名の遺棄)か焼却、ということですが、おそらくは焼却もできていないことでしょう。

 

環境中に放出されたプラスチックは環境汚染を引き起こし、あらゆる生物に悪影響を及ぼしています。

 

リサイクルできないものは使用禁止とすべきなんでしょうが、リサイクル自体非常に難しくなっています。

というのは、プラスチックの種類も数多く違う種類のものが混ざるとリサイクル使用もできません。

純粋なものだけをリサイクルするというのは非常にコストがかかるでしょう。

 

対処法としては各国がバージンプラスチックに多額の課税をすることでリサイクルが経済的に成り立つようにしなければならないと書かれていますが、まあ無理でしょう。

使い捨てがもっとも経済競争力が強い以上、必ずそれを野放しにする国や地域が出てきてそこが競争に勝利します。

他の数多くの問題と同様のようです。

ならず者国家をどうするか。