爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

使い捨てプラ製品規制強化、何か忘れてませんか

環境省経済産業省は、プラスチックに使用量削減やリサイクル率アップのための新制度の具体案を示したそうです。

www.nikkei.com対象となるのは、コンビニやスーパーで配るストロー、マドラー、スプーン、ホテルのヘアブラシや歯ブラシ、クリーニング店のハンガーなど12品目。

事業者に対して削減の具体策を示させるということです。

使い捨て製品以外にもプラスチック使用の削減を進めるということですが、こちらはどうやらあまり具体的なものは無いようです。

 

挙げられた12品目というのは、象徴的な意味しかなく、絶対量は大したものではないでしょう。

 

それより、スーパーで買い物をすればほとんどすべての製品がプラスチックで包装されているというのはどうするのでしょうか。

 

レジ袋有料化というのもポーズだけの政策ですが、レジ袋は断ってもマイバッグに入れる食品などはほとんどがプラスチック包装でした。

その矛盾に気が付かないのか、気が付いても黙っているのか、便利便利に囚われた現代人は実質の伴わないポーズだけでもやったつもりになるのでしょう。