電気料金の値上げが続き大変な情勢ですが、その中でオーストラリア産の火力発電用の石炭価格が急落しているということです。
電気料金値上げに少し影響するかもということですが。
しかし、石炭火力発電は二酸化炭素発生が多いとして温暖化を止めるための一番の障害かのように言っていたのは少し前だったように思いますが。
それが電気料金上昇を食い止める救世主のような扱いです。
原発の再稼働も世論の後押しが強まっており、日本人の健忘症を表わしているのか、苦しくなればなんでもよくなるのか、なかなか「武士は食わねど高楊枝」とは行かないようです。
もともと、私は石炭火力はエネルギー価格が徐々に高騰していく中で、唯一安定的にしかも比較的長期間続けられるものであり、これでつないでいる間に脱エネルギー社会へ転換するのが一番の軟着陸方法だと思っていましたので、不合理な温暖化阻止論でそれを廃止するなどということには反対でしたが、それにしても世論の豹変ぶりには呆れ果てます。
ようやく気温も上昇しつつあるようです。
この先どういう展開になるでしょうか。