爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

笹子トンネル崩落事故から10年、しかしインフラ老朽化事故はこれからも続発か。

中央道笹子トンネルで天井板が崩落した事故から10年経つそうです。

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若い人が何人も亡くなり衝撃的な事故でした。

私も以前は中央道を走ることが多く、事故現場も何度も通っていたわけですから、他人事ではありません。

 

事故は天井板を固定するボルトが老朽化したことが原因ということで、管理責任を問われましたが刑事罰の対象とはならなかったようです。

 

しかしその当時も言われていたはずですが、かつて鉄道や道路など全国でインフラ整備と言われて建設されたものが、もう老朽化してくる時期になります。

維持管理に十分な人手と金をかけなければ大きな事故につながるのですが、こういったものは建設する時と比べてその後の地道な管理には費用も熱意もかけられないようです。

 

老朽化し危険になっていくのは原発だけではありません。

今後もこういった老朽化による事故が多発するでしょう。

犠牲となる人も出てくるのはまず間違いないところです。

それがどこでいつ起きるのか、分からないけれどどこかで起きるのでしょう。