日本ではあまり大きくは報じられませんでしたが、5月にアメリカで老朽化したダムが2つ決壊したそうです。
「賀茂川耕助のブログ」では日本に先んじてインフラ老朽化が進んでいるアメリカの状況と、日本の行く末について語っています。
kamogawakosuke.infoダムは1924年建設のものということで、すでに100年近く経過しているのですが、老朽化が進んだとして2018年には発電も停止されていたとか。
トランプ大統領はインフラ投資をすると公約していましたが、それもほとんど手を付けられることがなく、危険なインフラはそのまま放っておかれています。
アメリカでは大恐慌のあとの経済復興のためもあり、1920年代から1930年代にかけて多くのインフラが建設されました。
しかし、その後の必要な維持整備が行われず、多くが老朽化し危険な状態となっています。
日本ではそれよりは30年ほど遅れ、高度成長期以降に大規模なインフラ整備が行われましたが、きちんと整備が行われていないのはアメリカ同様です。
すでに事故も少しずつ起きていますが、これから続出することになるのでしょう。