国立感染症研究所から新型コロナウイルスの変異株についての報告、第22報が出ました。
10月に世界で検査された新型コロナウイルスの99.6%がオミクロン株で他の変異株はほとんど見られないそうです。
さらにオミクロン株の中の亜系統ではBA5が75%と多数を占め、日本でも今年7月頃からBA2からBA5に置き換わり、現在ではBA5が主流となっています。
10月に私が感染したのも間違いなくこれだったのでしょう。
ただし、オミクロン株の中でも亜系統とされるものが徐々に発見されているようです。
この中には感染力がさらに強化されたものもあり、また抗体反応が変化してこれまで獲得された免疫力やワクチンが効かなくなる恐れもあるようです。
獲得免疫が効果なしということは、一度感染して回復した人でも再度感染する可能性があるということでしょう。
苦しい思いをしてせっかく付けたはずの免疫力が効果なしでは情けない限りです。
どうせ変異するなら病原性がぐっと低くなるような変異をしてくれれば良いのですが。