爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

寝転がって白い雲を見る。こんなの何十年ぶりだろう。

外を歩いたりしている時にふと見上げて空の雲を見る。

そういったことは今でも時々あることで、珍しいものではありません。

 

しかし、「寝転がって」空の雲を見るというのは、もう何十年もしたことがなかったでしょう。

 

そんな行為をふとやってしまいました。

 

とはいえ、それほど大したことではないのですが。

 

コロナ感染は順調に回復したとはいえ、ちょっと体力が衰えているのを実感し、ゴロゴロと寝転がって本を読んでいました。

しかし、このところぐっと冷え込み、日の光の暖かさが欲しくなりガラス窓の近くに寝たままズルズルと移動しました。

 

窓のすぐそばに寝て、そのまま空を見上げると白い雲がゆったりと流れています。

 

それをボーッと眺めていて、「これは昔見た風景だ」ということに気づきました。

 

子どもの頃から、せいぜい高校生くらいまででしょうか。

体育の授業や外遊びの時など、そのまま地面に寝転がり空を見上げることがよくあったように思います。

その時、完全な晴天や曇天の場合はあまり感じませんが、晴天に雲が浮かぶといった時は「白い雲が空を流れる」ことを感じていました。

思わず見とれていましたが。

 

そういった状況を大人になって長い間忘れていました。

還暦をもうだいぶ前に過ぎましたが、どこかで子どもの頃の感覚を思い出すこともあるのでしょう。

もう一つ、子どもの頃にやっていて今は忘れていること、「夜空の星を寝転がって見る」はちょっと風邪をひきそうで今はできそうもありませんが。