爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

ロシア・ウクライナ戦争、もうどちらがどこを破壊しているのか分からなくなった

ザポロジエ原発への攻撃、ロシアのガスパイプライン破壊、クリミア大橋の爆破等、ロシアのウクライナ侵攻からの戦争では様々な破壊工作が行われていますが、どちらがどこを破壊しているのか、よく分からなくなります。

これまでの普通の(という言い方があるのかどうか知りませんが)戦争では多くの拠点を守る側、攻める側が戦闘を繰り広げ、破壊すれば攻める側が誇らかに戦果を強調(嘘もありますが)してきたのですが、この戦争では双方が世界の他の国との貿易などは維持したうえで(そうしなければ世界中が困るから)戦闘を続けており破壊もそれらの国との関係上誇らしげに語れるものではなく、世界中から非難されるということになっています。

 

そのためか、自分の方で攻撃しておいて相手方に罪をなすりつけるということも頻繁であり、これはロシア側だけでなくウクライナ側にもある可能性が十分高いものと言えます。

 

一貫してアメリカ嫌い、ロシア寄りの姿勢を明確に打ち出している賀茂川耕助さんはそのブログでロシア寄りの諭説を発表している人々の意見を転載していますが、今回のものもその一つです。

kamogawakosuke.info

ロシアからドイツなどヨーロッパに天然ガスを運ぶためのパイプラインを破壊するというテロが起きましたが、それも誰がやったのか明らかではありませんが、欧米系メディアではロシア実行説が流れています。

 

原発攻撃もロシアが占領しているにもかかわらずロシアが攻撃をしていると言われています。

 

まったく事実が分かりません。

 

ロシア領とクリミア半島をつなぐクリミア大橋が爆破されましたが、これはどうやらウクライナの戦闘活動のようです。

ウクライナは否定はしていません。

 

ロシアがウクライナの東部4州を併合するということを挙行しましたが、戦闘はまだ続いていてロシア側不利と言う報道もされていますが、これも本当はどうだかわかりません。

 

戦線は膠着しているようにも見えますが、賀茂川さんはこういった事態が続くことで中国やインド、イランなどがロシア側に寄っていきアメリカを中心とした覇権が崩れていくと観測しています。

どうもその流れのようにも見えてきました。