ロシアが一方的に併合を決めたウクライナ東部の州に対するウクライナ軍の反撃が強まり、その州に住むロシア系住民の退避が行われているそうです。
これらの州ではソ連時代からロシア系住民の移住が続き、ウクライナ系住民と同数程度の比率だったそうです。
しかしウクライナ政府の反ロシア政策でロシア語使用が禁じられたとか、ロシア系住民に対するテロが頻発したと言われており、それがロシアの軍事的介入につながりました。
ロシアが東部諸州を占領したことでウクライナ系住民の逃亡が相次ぎ、そのためもあり住民投票でも圧倒的多数の賛成でロシア併合を認めたのですが、ウクライナ軍の反攻でロシア軍は不利となり撤退も始まるということで、ロシア系住民も危険になったということでしょうか。
クリミアの橋爆破に対してのウクライナ諸都市へのロシアのミサイル攻撃も行なわれましたが、すでにミサイルなどの軍備も保有数が減少しているという話もあり、ロシア側は兵士の数が不足するだけでなく兵器も欠乏している可能性もあります。
どこまでが本当か、報道の根拠も怪しい点もありますが、ロシア軍劣勢に傾いているのは間違いなさそうです。
こうなると、小型核兵器の使用という危険性も高まるかもしれません。
ますます世界の危機に近づいているのかもしれません。