「賀茂川耕助のブログ」に転載されている、Tyler Durdenという人の記事です。
欧米日のメディアではロシアの窮状ばかりが報道され、プーチンはいつ失脚するかといった雰囲気ですが、実際はかなり違うと主張しています。
何より大きいのがロシア産の天然ガス、原油というエネルギー資源の禁輸で、ロシアを苦しめるためと称して行われているのが、正反対の効果を及ぼし輸入していたヨーロッパ各国に非常に大きな悪影響をもたらしているのですが、そればかりでないということです。
ロシア国内にはこれらの資源が浮いていたのですが、それを中国が比較的安値で購入。
これまでコロナ対策で沈滞していた中国経済を浮揚させるばかりではなく、中国国内で使い切れない分を海外へ高値で横流し、相当な利益を上げているということです。
ウクライナ戦線ではロシア軍の停滞が報じられ、それを補うためにロシア国内で予備役招集などを始めたとして、ロシア内の混乱が報じられていますが、実際には侵略している側のロシアですから徐々に撤退していったとしても深刻な劣勢にはならないでしょう。
特に今後厳冬期に入り暖房燃料の不足はヨーロッパに大きな影響を与えるでしょうから、別にロシアは焦る必要もなく、侵略地をボチボチと守っていれば良いだけかもしれません。
「賀茂川耕助のブログ」では繰り返しこのロシアのウクライナ侵攻から中国とロシアの同盟が欧米を圧倒するという見通しを述べています。
本当のところはどうなのか。
これから現れてくるのでしょうか。