爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

選挙のたびに飽き飽きするような「開票速報」、それより事前の解説が大事では。

いかに影響力が強かったとはいえ、「元」総理のニュースで覆い尽くされたようなマスコミですが、いよいよ選挙投票となりました。

 

相も変わらず、投票日の午後8時以降はテレビ各局「開票速報」番組ばかり。

違うのはNHKEテレのみです。

 

元総理銃撃死亡事件が起きる前から、各党の主張についてのテレビ解説などはほとんど目にすることも無く、選挙などあるのかどうかも分からなくなるような状態でした。

 

おそらく報道することが選挙介入にあたるという恐れがあると考えてのことでしょうが、それが無ければ候補の選考も難しいでしょう。

 

詳しい報道は邪魔になるというのは政党側(特に政権政党)の事情であり、有権者にとっては逆なのが当然です。

 

しかし報道特集番組は数日前から番組宣伝のCMが相次ぎ、それだけが選挙かのようなお祭り騒ぎ。

言うまでもなく、選挙結果というのは当日午後8時ですでに決定しているわけです。

あとは単に開票がどれだけ進むか。

どうせ比例区などは最後の議席が決まるまでかなりの時間がかかるでしょうから、「速報」に値するのは選挙区の方でしょうが、それも翌朝に「今回の選挙結果」として伝えてくれれば十分です。

いつものように、番組スタートと同時に「当確」が連発ということになるのでしょうが、そんな必要は全くありません。

 

まあ、普段から午後8時以降はテレビを見ることもありませんので、いつもと同じ生活状況でしょう。