爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「内田樹の研究室」より「総選挙結果を予測してみた」

内田樹さんが、現在の情勢から総選挙の結果を予測したという記事を26日にご自身のブログ「内田樹の研究室」に発表されました。

blog.tatsuru.com

結果予測の方は、「自民党単独過半数には届かず。しかし公明党と合わせて過半数となり政権維持」というものです。

 

その予測はどうか、「外れたら不明を笑ってほしい」ということですので、そうしたいと思いますが、その続きの選挙戦や政局についての解説は確かなものがありました。

 

自民党に「人材が育っていない」というのはまさにその通り。

そしてその理由も、総理を始めとする党本部に対しての「イエスマン」しか公認しないということからというのもその通りでしょう。

ただし、野党の方も同様でしょうが。

 

有権者の眼が肥えてきたとも書かれていますが、それはどうでしょうか。

眼が肥えてきた人も確かに増えているのでしょうが、私のように田舎の真ん中にいるととてもそうは思えません。

都会の方の話ではと思ってしまいます。

まあ、それでも徐々に変化はあるのでしょうが。

 

匿名アカウントDappiについての疑惑というものも、メディアがほとんど報道もせず問題化していないが、それも「テレビや新聞が報道しない事件がある」ということが判っている人にとっては理解できるものですが、それ以外の人々の方がやはり多数派でしょう。

 

この選挙には「争点が無い」ようなので、自民党側は「反共攻撃」を唯一の頼りに選挙戦を戦っているようです。

しかし、内田さんの指摘通り、若い人には反共アレルギーはもう無縁のものかもしれません。

そして、どうせ反共宣伝が効果的なような年寄りは野党には投票しないでしょうから、効果なしなのかもしれません。

 

最後の部分は、私の感想とも全く同じ。

自民側の主張は「野党には政権担当能力がないということに落ちつく」が、自民党の「政権担当能力」とは「アメリカの属国民であるという屈辱的地位を甘受できること」ということです。

 

さて、私の選挙の予測では、やはり「自民党議席を減らすも単独で過半数は維持」というものです。

これも、私が熊本のような僻地にいるからかもしれませんが。