北海道の知床半島で観光遊覧船が沈没、乗客乗員26名が遭難しました。
まだ発見されていない人も居ますが、絶望視されています。
まだ海水はかなりの低温ということで、落ちてすぐに助け上げられない限り生存は難しいでしょう。
色々な報道が流れていますが、当日は徐々に風が強まる予想がされており、他の遊覧船業者や漁業者たちも出航は無理と判断している中、あえて出発したようです。
長いコロナ禍で観光業者は経営も厳しくなっているのでしょうが、安全第一というのは言うまでもないことです。
他の観光関係の方々も決して他人事とは思わず自らの事業を考えてほしいものです。
熊本県人なら忘れてはいけない遊覧船事故が1949年に起きています。
(生まれも育ちも熊本の妻は”そんなの知らない”と言っていますが)
悲惨な事故が起きたら「二度と起こさない」と思い、忘れずに自分たちの行動を考えていくということが必要なのでしょうが、忘れる人が多いようです。