県をまたぐ移動の自粛解除ということで、観光や帰省などでの移動が増加していますが、解除後熊本県で発生した感染者を見ると地方での感染発生の危険性が分かります。
これまで2人の感染者が発生しました。
最初は、福岡で老人ホームに入所していた女性(90代)が退所し、家族が車で連れ帰ったところ感染していることが分かったというものです。
ついで、上記記事の横浜市で感染した10代男性がその検査を横浜で受けながら結果が出る前に熊本に帰省し、到着後に感染していたことが判明したということです。
どちらも接触者への感染拡大はこれまでのところ判明していません。
しかし、熊本県内ではこれまでの総感染者数でも50人足らず、ほとんどの人には感染していないということで、当然ながら免疫もなく、感染者が入ってくれば感染拡大は起こり得るでしょう。
こちらでももともとほとんど感染者も出ていないために、休業自粛も解除となれば警戒心は雲散霧消しています。
かえって危なくなっているのかもしれません。