爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

金融所得課税強化、「すぐやるは誤解」、まあ総理になったらすぐに変えるのは見事。

自民党総裁選の最中には「金融所得課税強化」ということを言っていたような(よく知らないんです。興味なかったんで)岸田ですが、総裁就任し首相となったらすぐに言うことが変わったようです。

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まあだいたい、あの総裁選の前の論戦(?)で言っていることなど、本心と思っていた人もあまり居なかったでしょうし、そもそもあれで投票先を決めたという自民党議員、党員がどれほど居たのかも疑問ですが、それにしても投票前と後であっさりと言うことを変えるというのは、見事としか言いようのない態度です。

 

金融所得というのは、強欲な販売方法で金を集める某業者などと比べても、より課税強化して当然のものでしょう。

この賭博資本主義が資本主義自体を変質させているのですから、そこに切り込まなければさらに状況悪化は続きます。

 

しかし、そもそもアベノミクス自体がその正体は株価つり上げだけだということは、何度も強調していますが、となれば金融所得で儲けた連中と言うのはアベノミクスで潤った連中とほぼ重なります。

結局は、安倍支持層ということでもあり、安倍のバックアップで何とか当選できた岸田としては逆らうこともできないのは当然でしょうが。

 

この構造をまったく考えもせずに、金融所得とは無縁の民たちが次の衆院選では自公候補者に投票するのでしょう。