爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

東京でワクチン若年者接種のドタバタ。とにかくワクチン供給量が増えなければどうしようもない。

東京都は若年者へのワクチン接種を進めようとして?予約も無しに接種と言う無謀なことをやって、何倍もの人が押し寄せて大混乱と言うことになっています。

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接種希望者の割合が、60歳から64歳までの人で9割以上であったのに対し、20-30代では8割前後であったため、若年層への接種を積極的に進めたいという思惑だったのでしょうが、そこに300程度の接種数を行ったことでどう変わるというのでしょうか。

 

「予約なしですぐに打てる」というのも、1日数万本というワクチンがあれば現実味があり、効果も出るのでしょうが、数百というのではシャレにもならないというところでしょう。

 

しかし他の自治体では高年齢者から順番に接種と言うところも多いようで、多くの若者たちは接種したくてもできないということになっています。

重症患者はまだ40-50代が圧倒的に多いということから、その年代を優先するのも当然の対応なのですが、とにかくワクチン供給量です。

このような中での東京の混乱は、当たり前すぎていて騒ぎに巻き込まれた若者がテレビニュースのインタビューで「私でもこんなことは想像できます」と語っていたように、担当者たちのあまりの想像力の欠如、担当能力の不足を露呈しています。

やはり上があれなら下もこれか。

 

当地でも保育園クラスターが各地で発生しており、また高校運動部も大量の感染者を出すということになってしまいました。

首都圏の方では学習塾の大量感染クラスターも発生しています。

夏休み明けのこれからが学校などの要注意期間になるでしょう。