非常に大きな被害を出し、まだ行方不明の方々も多かった熱海の土石流ですが、その起きた経緯などが分ってきました。
土石流発生の起点ともなった高い位置に「盛り土」が行われ、しかもそれが届出をはるかに越える量で、不適切な工法で行われていたということです。
線状降水帯により記録的な大雨が降ったのも事実でしょうが、それ以上にこのような高い位置に大量の盛り土(というよりは建設廃土などの捨て場でしょう)が為されたというのが主な要因のようです。
実施した業者というのもすでに廃業しているのか、責任者も不明のようですが、こういった行為を取り締まることができなかった行政の責任も無いとは言えないでしょう。
「韓国であれば」このような人命を軽視した行為はきちんと取り締まるのかもしれませんが、「日本では」うやむやのまま「想像を超えた大雨」のせいにして忘れ去られるのでしょうか。