気候変動が起きていることは間違いないようですが、それが単純に「二酸化炭素濃度上昇による温暖化」によるかどうかということはまだ不明確とするのが正しい態度です。
賀茂川耕助のブログでも、フィンランドのトゥルク大学の研究者がその論文を発表したことを捉え、温暖化対策というものをどうすればよいのか問いかけています。
この点については私はこのブログで再三主張していますが、「温暖化による気候変動」のために「化石燃料使用削減」をするのではなく、「化石燃料を末永く使うために浪費はやめよう」ということを言っています。
賀茂川さんも上記のフィンランド研究者の論文の正否はまだ不明としていますが、実は「二酸化炭素温暖化論者」の主張の正否もまったく不明のままです。
また、現在の激しい気候変動が二酸化炭素温暖化のせいだとするのなら、なぜ即時の化石燃料使用禁止をしないのか、その態度は矛盾だらけです。
ともかく、気候変動で従来(といってもわずか数十年でしかないのですが)の気候とは違う気候に我々はさらされているわけですが、それを二酸化炭素排出を削減するだけで留められると考える方がおかしいでしょう。
温暖化が進み生存適温の地域が北にずれるとするならば、現行の国境などは解消しこれまでの生存適地から大規模に人口移転が為されなければなりません。
二酸化炭素排出削減などという、怪しくかつ鈍い対策などをやるかやらないかなどと議論している暇はありません。
本当に、この気候変動が危険なものなのかどうか、その見極めと対策の本気度が問われます。