東京など1都3県に緊急事態宣言。
あまりにも遅すぎるという声が多数ですが、対策は限定的であり、「飲食店の時短営業要請」「テレワーク7割」など非常に限られたものしかありません。
経済の冷え込みの方がはるかに怖いという政権の思いは間違いはないのでしょうが、あまりにも遅すぎ、対策が少なすぎ、どう見てもやる気が本当は無いということがありありと分かるようなものです。
時短営業に参加しない店は「店名公表」って宣伝してやるのでしょうか。
「テレワーク7割」というのは、何の「7割」か。
おそらく企業数での計算のみでしょう。
ほとんどの業種ではテレワークなどまったく不可能というのも当たり前です。
私も長年勤めていましたが、そのほとんどは工場と研究所勤務、どちらもテレワークなどは夢のまた夢のような職種でした。
他にも、小売業、飲食業、製造業などテレワークなど考えられない業種が非常に多いでしょう。
運輸業などもテレワークどころかかえって業務が増えすぎて対応が難しくなるでしょう。
そんな企業でも総務部門か企画部門の一部がテレワークしていれば「実施企業」に数えようということでしょう。
あの去年3月からの一回目の緊急事態の時の数字を見ると、今は格段に拡大しており、あの時の警戒感がウソのように感じます。
その頃には「日本人は感染しにくい」だの「感染しても重症化しにくい」などと言われていましたが、まったく様変わり。
何かが変わったのでしょうか。
ともかく、もうほとんど外出する用事もない隠居としてはほとんど外にも出ずに家にこもるだけです。