爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

ファイザーのコロナワクチン開発について、BBCの報道姿勢は冷静

ファイザー株式会社が開発中のコロナウイルスワクチンがかなり有効である可能性が合うということは、日本のニュースでも報じられました。

しかし、そこでは「90%の有効率」であるとか、「来年までに数億回分の供給」といったプラス面のことばかりが取り上げられていました。

 

何人かの方がツイッターで紹介されていて気が付きました。

イギリスBBCの報道では同じことについての報道ながら、どのような問題点があり得るかと言ったことまできちんと報道されていました。

この報道姿勢の差はどこから来るのでしょうか。

 

www.bbc.comBBC編集委員というローラ・フォスターさんの解説から始まり、ロンドン大学のソフィー・ハーマン博士も注意点を指摘しています。

 

ワクチンの有効性だけが高くても、安全性が伴わなければ接種はできません。

さらに、このワクチンは流通から保存まで―80℃という極低温でなければならないようで、非常に難しいことになりそうです。

 

ほかにも多くのワクチンが世界中で開発されていますが、どれが本当に使えるのか、まだまだ分からないようです。