爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

八代市立博物館夏季特別展「なるほど!紙づくりの世界」見てきました。

kumanichi.com金曜日から開かれている、八代市立博物館未来の森ミュージアムの夏季特別展「なるほど!紙づくりの世界」を見てきました。

 

八代は江戸時代から手漉き和紙の産地で、肥後細川藩の御用もつとめていました。

「宮地和紙」として今でも続けられています。

また、明治以降には製紙工場での機械漉きも始められ、現在でも日本製紙の工場が操業を続けています。

 

今回の展示会では、手漉き和紙、機械漉き工場の両方の歴史をたどれるように、様々な資料を展示してあります。

 

休日とはいえ、朝の開館すぐに行ったためか、他には見学者が2人だけと少々寂しいものでしたが、お近くの方は是非どうぞ。

 

なお、別の展示室では、明治以降の「千代紙」の紹介もされていました。

様々な絵や幾何学模様のとてもきれいなものでした。

芸術とは言えないこのようなものに、文化というものを感じました。