爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「新元号に好感」って、変わればなんでも良いのかい。

元号が発表され、そのあとはテレビで大騒ぎが続いています。

それについて、新聞の世論調査の結果が出たようです。

mainichi.jp

すると、なんと「令和」に好感を持つのが73%、それが「国書万葉集から」であることに好感を持つものも多数。

さらに、「内閣支持率もアップ」というものまでオマケについています。

 

発表直後からここに書いていますが、この新元号については、私自身はその直後にとんでもない違和感を感じています。

さらに、その字や出典を見ても不信感を感じてしまいます。

 

そのようなものに、多くの国民が「好感」、しかもそれに加えて「内閣支持率アップ」

もう、変わればなんでも良いのかというふうに感じます。

 

思えば、この平成と言う時代はとても「良かった」と言えるものではなかったでしょう。

バブルが崩壊し、時代のほとんどすべてが「デフレ」

大きな自然災害が相次ぎ、不安感が増大

気候変動など、将来の危機感も増大

という時代であったというのが本当のところです。

 

そこから、元号が変われば抜け出せると思っているのか。

あまりにも単純なその思考に、幻滅を覚えます。

まあ、令和の時代になっておそらくすぐにでも地震や火山噴火が相次ぎ、(南海トラフも迫っています)、この夏はまた異常な暑さになるでしょう。

さらに、また大きな経済の混乱も不可避です。

あと何年後かに「あの暗かった令和の時代から抜け出せる」と皆が思う日が来るでしょう。