賀茂川さんのブログ最新記事は「技術革新で雇用減少へ」というものです。
アメリカでマーティン・フォードという人の書いた『ロボットの脅威―人の仕事がなくなる日』という本が話題になっているそうですが、医療や小売・サービスなどの労働集約型産業以外では労働者の雇用数が減ってきているということです。
日本の情勢を見ているとサービス業などでもロボット化が進み雇用が減少しそうです。
賀茂川さんが指摘しているように、目の前のコスト削減だけで雇用を減らしてロボット化を進めていくと肝心の消費者というものが購買力をなくしてしまいます。
労働者に賃金を払うのは他の企業に任せておいて自分のところだけはコスト削減と行きたいのでしょうが、そううまくは行きません。
こういった経済だけではない社会全体の構造というものを考えられる経営者などというものは居るはずもないのでしょう。
効率だけを求めていく経済環境が社会そのものを壊してしまう。そういった未来が徐々に現実となっていきそうです。