いよいよ投票が迫っているアメリカ大統領選についての賀茂川耕助さんのブログです。
報道でも両候補の支持は拮抗しておりどちらに転ぶか予断を許さない状況のようです。
賀茂川さんの指摘のように、トランプ候補はその過激発言などのマイナス要素にもかかわらず人気が衰えません。
記事中にもあるようにアメリカ大企業のグローバル戦略により職を失った労働者階級が多くはトランプを支持しているからということです。
トランプが本当に彼らの願いをかなえられるかどうかは、かなり怪しいものと思いますが、クリントンになれば今まで同様というのは確かですから、支持にも力が入るのでしょう。
日米ともにその大手メディアというものの姿勢は疑ってかかる必要がありそうです。
彼らが守ろうとしているのはなにか、トランプが壊そうとしているのは何か、もしもトランプが勝った場合は大きな動揺が起きるでしょうが、その方がマシかもという思いも少し生じつつあります。
なお、トランプが勝った場合には「クーデター又は暗殺も」と書かれているのは、アメリカの暗部も熟知している賀茂川さんとしては当然の指摘なのでしょう。
トランプはアメリカの製造業の雇用を奪ったのは各国との貿易協定、すなわち外国側であると主張しているようですが、これははなはだしい歪曲でありアメリカの大企業などがコスト削減のために調達先を諸外国に作ったというべきものでしょう。
したがって、たとえトランプが大統領になりTPPや各国との貿易協定に無理を押し通したとしても雇用など戻るはずもないのはもちろんです。
それをしたければ大本のアメリカの大企業に手を付けざるを得ないのでしょうが、それをしたら本当に暗殺の可能性も出てきそうです。