爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

コロナウイルス流行はやや落ち着いてきたようだが、社会的な影響はこれからが大変。

コロナウイルス感染は緊急事態宣言は解除といった方向ですが、社会的な影響はさらに拡大しているようです。

 

旅館や飲食店などを中心にすでに多くの企業が倒産していますが、大企業でもレナウンの破綻というニュースが流れました。

私の子供が勤めている会社も大赤字の決算という話で、心配になりますが、今はどの会社でも相当大変な状況でしょう。

 

私の住む熊本県では学校も徐々に再開し来月には完全復活とか。

それでも各種の大会は中止が決まっており、夏の高校野球全国大会も中止とか。

春の選抜大会中止もショックでしょうが、それ以上かもしれません。

他のスポーツもほとんど再開の目処は立っていないようです。

 

祭礼も中止。

熊本の藤崎八幡宮大祭(9月)、山鹿市の灯籠祭り(8月)も中止が決まりました。

八代市の妙見祭は11月なのでまだ決定されていないようですが、どうでしょう。

博多の祇園山笠も中止ということで、寂しい年になりました。

 

アメリカのトランプのように、何人の死者が出ても構わず経済再興と行くのもどうかと思いますが、悩ましい程度の感染であり選択の幅が広いというのもさらに難しく思えるものです。

かつてのスペイン風邪やペスト禍のように、数万数十万の死者がどんどんと出てくるような感染症であれば否応なしに最大限の対応が求められるでしょうし、SARS、MERS程度なら経済の損失などは考える必要もない程度でした。

その中間とも言える状態は、人の決定というものが大きな意味を持ってきます。

さて、わが日本はどういう選択をするのでしょうか。

(このところずっと、”わが日本”などと考える習慣は捨てていたのですが、こうとなっては仕方ない)