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爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

電力小売自由化と言う変な制度開始

今年から電力小売りも自由化と言うことで、どこが得かといった話題でテレビ番組は大騒ぎです。

小売りということで、消費者までの電線も引くのかと思っていたら、そうではなく発電業者は電力会社の変電所まで供給し、あとはこれまで通りの供給体制とか。

 

これは結局、計算上どこから買ったことになるかというだけで、実際に自分の家に来る電気はどこからということも分からないということでしょう。

送電線の使用料というものがこれまでの電力会社(関東であれば東京電力)に対して払われるのでしょうが、これも政府の圧力で低く設定されるのでしょうか。

どうせ何を言われても逆らえない電気事業連絡会ですから、文句も言えないのでしょう。

 

さらに問題なのはバックアップ体制でしょう。

本来は各発電業者が責任を持って自分の発電量に対するバックアップを取るべきでしょうが、本当にそれまでできるのでしょうか。

送電網全体でバックアップが取れればよいということであるとすると、これも既存電力会社におんぶするということになります。

そうなると、既存電力会社にばかり負担はかぶさることになるのではないかと思います。そうでなくても原発関連諸費用で負担が大きい電力会社ですが、大丈夫でしょうか。

 

別に大手電力会社の肩を持つわけではないのですが、特に東京電力などは福島原発事故関連の補償費用も抱えています。完全に対等な競争をできるのなら構わないのですが、主張できない立場の電力会社を踏みつけるばかりの施策のような気がします。

結局、いつかは崩れてしまうようにも思いますが。