爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

急激な温度上昇は二酸化炭素温暖化で説明できるのか。

杉山大志さんがデイヴィッド・ホワイトハウス博士という方の記事を紹介していました。

二酸化炭素温暖化説ですべて説明が付くかのように宣伝されていますが、二酸化炭素濃度はほぼ一定の割合で上昇しているにも関わらず、2014年まではほとんど気温上昇がみられず、ここ数年は異常なほど上昇しています。

cigs.canonその理由をきちんと説明できている気候科学者はおそらくいません。

 

ホワイトハウス博士は多くの科学者がその要因の解析を進めているとしていますが、二酸化炭素温暖化説だけに凝り固まっている人々はどうなのでしょう。

 

私もあまりにも速く気温上昇が進んでいることに、二酸化炭素温暖化説がきちんと対応できるのかどうか不審に思っていました。

すでに暴走を始めたとでも言うのかもしれませんが、ここでなぜ暴走するのかも不明でしょう。

 

ホワイトハウス博士の文章の最後にあるように、「2つのことが明らかだ。モデルが不十分であること、そして人類は多くの科学者が主張しているほどには地球温暖化を理解していないことである。」

というのが本当のところのようです。

 

まあ、化石燃料を使わないようにするというのは、温暖化に関係があるかどうか不明でも正しい方向でしょうが、その手段が環境破壊にすぎない太陽光発電や、エネルギーと資源とカネの無駄遣いに過ぎない二酸化炭素地中貯留などの詐欺的手法ではどうしようもありません。

 

私が以前から怪しいと思っているのはヒートアイランド現象です。

温暖化論者たちはこの影響を故意に矮小化していますが、これが地球的規模で広がっているのでは。

素人考えですが、どうも腑に落ちないでもやもやしているところです。