COP28開催中はこのブログのネタには困らないだろうと思っていましたが、さっそく出てきたのが途上国支援の基金に日本が15億円拠出というものです。
www.yomiuri.co.jp桁がいくつか違うのではないかという額で、ちょうど報道されている自民党各派のパー券裏金の額と大して変わらない程度です。
こんなもので誰が喜ぶというのでしょうか。
二酸化炭素濃度上昇と地球温暖化さらに気候変動から気象災害といったつながりにはもはや異論を唱える連中の排除には成功したと安心しきっているのかもしれませんが、しかしその対処にはかえって苦慮する羽目に陥りました。
ここまで早く気象災害の激化というのは見込んでいなかったかもしれませんが、始まってしまいその被害救済のための資金も必要となります。
しかしここで途上国を引き付けておかねば、彼らは脱炭素などという猿芝居からは離脱し、「化石燃料使用経済圏」を作らないとも限りません。
そしてもしもそうなればそちらの経済圏の方がはるかに成長の可能性が強くなります。
おそらくロシアも中国もそちらに加担するとなれば、脱炭素などというものにこだわる欧米日は力を失うだけでしょう。(米ももしもトランプ再選となれば離脱します)
「世界の大勢の脱炭素化」などということは幻と消えるだけでしょう。
途上国側の金の要求はさらに激しくなるでしょう。
それに対しいくら出せるかのせめぎあい(押し付け合い)の醜態をさらすだけです。