トヨタが力を入れている、水素エンジン車ですが同じように水素を使っても燃料電池として利用しモーターを回すよりは従来のエンジン技術が使えるといった印象がありました。
しかしその実用化に向けてはまだ相当な距離がありそうです。
www.sankei.com液体水素はマイナス253℃と非常な低温なのですが、それをエンジンに送り込むポンプの構造が難しいようです。
超低温で働かせるということが難しいうえに、ガソリンであれば潤滑オイルを微量加えて動かすのですがそれができないために摩耗するということでしょう。
ポンプの走行寿命を10時間から13時間に延ばしたということですが、まだ全く実用段階ではありません。
こういった困難もその内には解決されるのかもしれませんが、おそらく他にもこれ以上の困難な点が多いのではないかと思います。
立ち向かう技術陣の努力が無駄に終わらなければよいのですが。