ロシアでウクライナ侵攻の重要な戦力であった民間軍事会社ワグネルのプリゴジンがロシア政府に対して反乱を起こしたかのような情勢となり、しかし急転直下プリゴジンはベラルーシに亡命、内乱の恐れはなくなりました。
その解釈は難しいものですが、田中宇さんの「国際ニュース解説」に速報が出ています。
tanakanews.comウクライナ侵攻ではロシア側は実質的にほぼ勝利しており、しかし対米戦略のために膠着状態と見せて長引かせているというのが田中さんの持論です。
そのためにロシア軍はほとんど表に出ず、ワグネルだけに任せるような形になっていました。
プリゴジンはそれがロシア軍の怠慢だとして既に勝利していることを認めさせようとモスクワに向かっていたというのが田中さんの解釈のようです。
ところがどうしても対米戦略で戦争を長引かせたいプーチンの思惑と異なったため、プリゴジンもあきらめて亡命、プーチンもそれ以上の追求はしないということで収めたということです。
本当のところは分かりませんが、田中さんもさらに続報を書くということですので、期待して待ちたいところです。