熊本日日新聞の「くまにち論壇」で、経済ジャーナリストの荻原博子さんがマイナカードと保険証を一体化することについて批判していました。
(熊日会員以外は見ることができないのですが、ご容赦ください)
マイナンバーカード自体のトラブルについては数多く発生していると報道されていますが、実は問題は医療側に降りかかるようです。
記事に紹介されていますが、「医療機関の6割以上が「トラブルがあった」と回答し、介護施設の約9割は「紙の保険証がなくなると困る」と懸念を表明しています」ということです。
政府がただただデジタル化を推し進めたいというだけで進められていますが、その運用上のトラブルは非常に多く、混乱も当然ながら多発します。
なぜ「紙の保険証」を廃止までしなければいけないのか。
その疑問は晴らされることもなく、現場の混乱は避けられないのでしょう。