爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

熊本市中心部に新たな商業施設とホテルオープン

熊本市中心部の「熊本パルコ跡地」(こう聞くだけで熊本関係者はぐっと心に響きます)に新たに商業施設「HAB@熊本」と星野リゾートの宿泊施設「OMO5熊本」が開業しました。

他県の人には何のことやら分からないでしょうが、熊本としてはかなり大きなニュースでローカル放送は相当な扱いでした。

www.tku.co.jp

 

最近は少し寂れかけていますが、熊本市中心部に上通、下通、新市街と続く繁華街があります。

その下通の北端で上通との接点に以前は熊本パルコがありました。

その跡地にできたのが今回のビルで、1・2階が商業施設「HAB@熊本」3階以上が宿泊施設「OMO5熊本」ということです。(それにしても今風の名前)

 

東京などと比べればはるかに地味な街の変貌ですが、それでも熊本はさすがに県内でも飛びぬけて発展を見せています。

商業施設だけでもサクラマチクマモト、アミュプラザ熊本と立て続けに大型施設が開業(まだ一度も行ったことがありませんが)、それに続けて今回の開業です。

寂れに寂れ、閉店と更地化、駐車場ばかりが目立つ県南とは大きな違いです。

 

熊本市といえば、今を去ること40年前、大学を卒業して思わぬ赴任地でこちらに来て、それまでの東京中心部での大学生生活とはガラリと変わった田舎暮らしにどうしても「都落ち感」にさいなまれ、たまの休日に熊本市に出かけて少しだけ都会感を味わおうとしたのがつい先日のことのように思われます。

今ではかえって田舎の居心地の良さに安住しており、たまに帰郷で関東に行くと目が回る想いですが。

 

それにしても熊本市でも郊外型のスーパーが次々と開店し、下通などの昔ながらの繁華街もカラオケ店などが目立つようになりすっかり勢いが無くなってしまったように感じます。

テレビ放送でも今回の開業が中心部の発展につながればという希望が次々と聞かれましたが、まあダメでしょう。

 

台湾の半導体メーカーTSMCの工場進出に伴い関連企業が続々と来ているのも、熊本市郊外の菊陽町大津町、熊本の重心もどんどんと北にずれていきます。

 

コロナ禍もあり、もう熊本までも行かなくなって4年近く経ちますが、見ないうちにどんどんと変わっているのでしょう。