爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

熊本も「厳戒警報」、しかし同時に熊本駅前大型商業施設開業でテレビニュースは支離滅裂

23日、熊本県蒲島知事は新型コロナウイルス感染が急激に広がりつつあるとして、独自のレベル認識として最高の「レベル5厳戒警報」であると発表しました。

 

しかし、この日は前々から予定されていた、熊本駅前にJR九州が建設を進めていた大型商業施設「アミュプラザ熊本」が堂々開業の日でもあり、大きなイベントが行われ客の出もかなりのものだったようです。

 

熊本ローカルテレビニュースでも、冒頭で県知事の警戒発言は紹介するものの、「それではアミュプラザオープンセレモニーです」といった展開で話を進めるという、支離滅裂の放送となりました。

 

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これはテレビ局ホームページから取った画像ですが、実際の放送時にはこれが文字だけで上下に並んでいたわけです。

 

ニュースの始めに厳戒警報と聞かされて、こりゃ大変だなと思ったすぐ後に、商業施設の飲食店のローストビーフサンドやスイーツを一応マスクを取り外しながら食べるタレントの姿を見るというのも、ちょっとどうかなと思わざるを得ませんでした。

 

しかし、JR九州と言えば九州新幹線全通の前日に東日本大震災発生で、イベント全部中止、なんとも間の悪い巡り合わせになってしまうのは気の毒というか、なんというか。

まあ、困ったもんだと言うよりは、ちょっと苦笑してしまうような状況でした。