爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

38歳考

車いすテニス選手で多くの大会で優勝してきた国枝慎吾さんが引退をするということで大きな話題となりました。

その業績は偉大だとして、国民栄誉賞も検討されているということですが、これは政権が不人気になった時にはよくやることですので、国枝さんには関わりのないことでしょう。

 

さて、国枝さんの年齢が38歳ということで、ちょっと驚くほどです。

もうかなり以前から国際大会で活躍というニュースを見聞きしていましたので、「まだ38歳」という思いがあります。

まあ、あの激しい競技でトップクラスの選手ですので、体力消耗も激しいでしょうからしかたない年齢でしょうか。

 

その「38歳」に驚いていたら、あのフィリピンから特殊詐欺や強盗を指令していたとして日本への送還が話題となっていた4人のうち3人までが「38歳」

写真を見てもとても38歳とは見えないような悪相で、どういう38年間の人生を送ってきたのか。

 

これほどまでに「38歳」という数字に反応してしまうのは、うちの息子も38歳だからこそです。

とても国枝さんほどの爽やかさは無いものの、あの悪党3人ほどには悪い人相でもなく、まあ普通の中年になりかけの面相でしょう。

 

息子は大手のメーカーに勤務、もう中堅どころの年齢になっています。

かなり遅れましたが、ようやく4年前に結婚し、2年前には長男誕生。

かなり仕事で忙しく毎日帰宅が深夜になるようですが、なんとか身体も壊さずにやっています。

 

自分が38歳の頃はどうだったか、仕事は袋小路に入ってしまったかのような状況で、同期が続々と管理職昇進を果たす中、なかなか先が見えない中で苦しい時期でした。

その後、まったく別の方向に転進することである程度の道は開けたのですが。

「38歳」どうも難しい年ごろのようです。