森喜朗元首相が、ウクライナ戦争についてウクライナに極度に肩入れする危険性について発言しました。
このところ暴言・放言ばかりという印象ですので、これもその一つとして捉えられるのかもしれませんが、アメリカ寄りのニュースばかりが流される中では貴重なものででしょう。
「ロシアが敗けることはまず考えられない」というのは間違いない所でしょう。
ウクライナ侵攻をあきらめるというのは国際的にはロシアの敗北と見なされるでしょうが、実質的にはそうとは言えません。
まあベトナム戦争もアメリカの敗北といえばそうですが、アメリカの国土には一つの傷もつかず兵士は死亡したものの攻めきれなかったというだけのことです。
ウクライナの東部諸州をロシアに編入したというのが問題ですが、これを元に戻せばたしかにロシア領が減るということになり敗北とも言えますが、そこまで行くかどうか。
しかしおそらくこの森発言は「老害政治家の暴言」といったことで片づけられておしまいとなるのでしょう。
その他の政策でも完全にアメリカの指示しか聞いていない現政権ですので、こんなものに関わる記もないのでしょう。