爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「物価高対策」ってどこが。自民党の参院選公約より。

参院選の公示で選挙戦が本格スタートですが、自民党の掲げる「物価高対策」が出されました。

www.nikkei.com

 

その表を上記記事から引用させて頂きましたが、これが「物価高対策のポイント」?

 

「農産物の生産コスト削減の支援金」って、それが役に立つのは何年先か。

結局は「支援金」を配りたいだけでしょう。

 

「節電でポイント付与」も意味不明。

電力削減と物価高を結び付けるにしても、対策としては???

 

地方自治体の交付金増額って言っても、それをどうやって地方自治体が物価高対策に回すの。

これも結局は他人へ丸投げ、なすりつけ。

 

最低賃金の1000円早期達成もできるんだったら早くやれというだけのことです。

 

中小企業の価格転嫁の円滑化に至っては、これのどこが物価高対策になるの。

まったく逆じゃない。

物価高になってもなんとか生き残れるという意味では対策だということか。

 

結局何もできないということでしょう。

 

唯一の効果的な物価高対策は、「ウクライナの和平を進めさせること」です。

この戦争で儲けようとしているアメリカやヨーロッパの軍需産業を押しとどめ、NATOの拡大を止めさせるようにバイデンに申し入れ、安倍元総理にロシアに行ってもらいプーチンを説得させるべきでしょう。

それで緊張緩和し軍事費の増大もする必要がなくなればそれを経済対策に回せます。