爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

大相撲一月場所終了、しかしまたもバカげた高さの土俵の影響か。

大相撲一月場所が終了、関脇御嶽海の優勝という結果となりました。

今場所の御嶽海は入場の時から非常に引き締まった表情を崩さず、取り組みでも引くことなく攻め続けて勝ち続けました。

 

この結果、自身3回目の優勝でさらに大関昇進も射止めたということです。

これまで大関候補の一番手と言われ続けながらなかなか連続して好成績を維持することができず、三役には居続けるもののその中で上がったり下がったりを繰り返していました。

しかしようやく心技体の最初の「心」が生まれ変わったかのような変身を遂げ、光が差したものと思います。

 

長野県からはあの伝説の巨人、雷電為右衛門以来の大関だということです。

私も両親ともに長野県出身の県人2世としても嬉しい限りです。

願わくば来場所以降もこの姿勢を維持し、横綱への昇進も実現してほしいものです。

 

とはいえ、今場所ではまたもあの「馬鹿馬鹿しいほど高い」土俵が故の力士の故障が相次ぎました。

大本命と言われていた横綱照ノ富士は後半に入って2日続けて土俵から飛び降りる事態となり、もともと怪我を抱えていた足の具合が悪化したようで、最後の方では実力発揮にはほど遠い様子でした。

これがもし土俵が平面に近い構造であれば、そのようなことにはならなかった可能性が非常に強いものと思います。

2日目の大関正代と宇良との一戦では、宇良が頭から土俵下に落下、危うく大きな怪我になりかねないということになりました。

いつまで、このような力士の身体を傷つけるような状況を続けるのでしょうか。

私も以前、「土俵は平面で」ということを提唱しました。

専門家も「土俵の俵の外側を1mほども平面で拡張する」べきと主張している人も居ます。

緊急の検討課題として、ぜひ相撲協会には英断を期待したいものです。

 

相撲が終わってしまい、またしばらくは退屈な夕方を過ごすこととなります。