いよいよ佳境?に入ってきました。
7月
★三菱電機は鉄道車両用の空調設備の検査を35年以上も不正に行なっていたことを発表、社長が辞任した。
その不正検査でも装置の不備は無かったということですから、もともと検査基準が過剰であったということでしょう。
こういったものの根本的な見直しは避けてしまい、実際には検査を簡略化するということは他の企業でもあり得ることのようです。
★大雨に見舞われた熱海市伊豆山地区で大規模な土石流が発生し多数の死傷者を出した。
その原因は盛り土と称して上流部に大量に放置された土砂であることが判った。
廃土の処分ということが全国的に問題となっているようです。
しかし、川の上流部に放置するというのは極めて悪質でしょう。
★ハイチでモイーズ大統領が暗殺される。
★ヨーロッパ各地で記録的な豪雨。
これでますます「気候変動対策」が必須といった雰囲気が強まりました。
★東京オリンピック開幕。
ほとんど無理と思っていたオリンピックですが、開催を強行しました。
政府は決して認めませんが、やはりこの後のコロナウイルス感染の拡大には影響が大きかったのでしょう。
★福岡県中間市の保育園の送迎バスの中に取り残された男児が熱中症で死亡。
まったく考えられないような杜撰なことで、驚きました。
バスから降りていない子供がいないかどうか、確認するというのは基本中の基本でしょう。
8月
★全世界のコロナウイルス感染者が2億人を越えた。
1億人を越えたのが1月下旬、加速しています。
★小田急線の急行列車の車内で刃物を振り回す無差別大量刺傷事件が発生。
その後も類似事件が頻発しています。
もう何も希望も持てないという人間の自爆のような行為が続いているようです。
★小笠原諸島の福徳岡の場で海底火山噴火が発生。その後、そこから噴出した軽石が海流に乗って沖縄に押し寄せて大問題となった。
混乱はずっと続いています。生命の危険にさらされている人もかなり多数居るようです。
★東京パラリンピック開幕。
障害者スポーツというものに注目が集まるのは悪いことではないのですが、あまり金メダルの数などを報道するのはどうでしょう。
障害の程度というものは人によって大きな差があり、もともと障害者スポーツではあまり勝敗にこだわるのは問題になると思います。
★アメリカはアフガニスタンから軍隊の撤収が完了し軍事作戦は終了したと宣言。
物は言いようというところで、ベトナム以来の敗北ということでしょう。
9月
★デジタル庁が発足。
役所を作っただけでは何も始まらないということがよく分かるものとなっています。
★菅総理が自民党総裁選には出馬せず総理を辞めることを表明した。
辞めたことだけが自民党に対しての貢献となりました。
★台風14号が福岡県福津市に上陸。これまで福岡県上陸の台風は無かった。これで九州で台風上陸が無いのは佐賀県だけとなった。
台風の上陸というのは、あまり被害といったことには関係のないことですが、面白い?話題です。
総裁選挙中に表明していたことのほとんどを棚上げにしています。
これでも内閣支持率が良いというのは、まったく自民党にとっては良い国民であること。
★ドイツ連邦議会選挙。
メルケルの後継首相が誰になるのか、それを決めるべき選挙でしたがどの政党も十分な議席を獲得することはできず、連携交渉が長引くこととなりました。
(最後の10月以降に続きます)