爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

コロナウイルス感染対策はいつまで続くのか

新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株の感染者が次々と検出され警戒感が強まっています。

news.yahoo.co.jp

感染力がデルタ株の3倍とも言われ、恐怖感を煽っていますが、その中で気になることも。

「無症状の感染者も多いために市中感染の広まりがよく分からない」

 

どうやら感染しても症状が出ない感染者の比率がこれまでの株よりも上がっているようです。

 

ウイルスの変異株の感染力が強くなることは当然とも言えます。

ウイルスの遺伝的な変異は常に起こり続けており、無数の変異株が誕生しているはずですが、その中で生き残るのは「感染力が強化された株」しかありません。

それ以外の変異株は消えていくのみです。

 

病原性が強まるか、弱まるかということは変異の中では起こりえるのですが、それが感染力の強弱とリンクするというわけではないはずです。

 

しかし、オミクロン株の感染拡大状況を見ていると、どうやら病原性(症状悪化の危険性)は少し減っているようです。

とは言え、期待していたほどには減っていないと言えるかもしれません。

病状の悪化から重症になる人もまだ相当数出てくるはずです。

 

ただし、今後も変異株は次々と出てくるでしょうが、どこまでこの対策を続けなければならないか。

ただの一人でも重症化し、死亡する人が出るならずっと対策をやる必要があるのか。

 

やはり、どこかでもう対策はあきらめるという見極めが必要になるでしょう。

インフルエンザなど他の感染症との対策のバランスも考えなければなりません。

いつまで社会を止めるのか、そろそろ考える必要があるでしょう。