爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

冬至と柚子湯

22日は冬至、今年も風呂に柚子を浮かべて柚子湯を楽しみました。

ところで、柚子の生産は現在では高知県が1位のはず、また柑橘類は一般的に温暖な西日本で盛んですが、柚子湯はかなり広範囲に行われているようです。

それはなぜなんでしょう。

intojapanwaraku.com

解説しているサイトによると、柚子は柑橘類の中でももっとも耐寒性がある方で、青森県でも栽培されていたとか。

 

さらに、「柚子湯」というものが始まったのも江戸時代の江戸の銭湯が始めのようです。

「京都には柚子湯はない」という話もあったようです。

 

つまり、柑橘類の主産地である九州や四国ではなく関東で起こった風習なのでしょう。

 

冬至」と「湯治」が音が似通っているからという話もあり、それに冬が盛りの柚子が結びついたのでしょうか。

 

柚子の皮とトウガラシ(九州方言ではコショウ)を混ぜた柚子胡椒は大分や熊本の山間部で名産として作られているところが多くありますが、その香りと辛味は鍋料理の薬味などとしてピタリのものです。

それを狙って、我が家でも柚子の木を植えているのですが、なかなか育たず1.5mくらいで止まったまま実がなりません。

トウガラシはプランターで簡単に作れるのですが、両方自家製というのは難しそうです。