森林ジャーナリストという田中淳夫さんがまた太陽光発電についての情報を披露しています。
blogos.comこれまでは農地に太陽光発電装置設置ということには厳しい条件が付けられていました。
そのためか、山林などを切り払い設置ということがあちこちで相次ぎ、それを田中さんも何度か取り上げていました。
しかし、今度は農地でも耕作放棄されたところを太陽光発電設置する場合の条件を緩和してやろうという話です。
田中さんはさすがに「森林ジャーナリスト」と名乗るだけあって、森林を切り払うことについては批判的であったのですが、「農地なら良いか」という意見のようで、ちょっとがっかりです。
太陽光発電なんていうものは、二酸化炭素排出削減にもエネルギー確保にもまったくためにはならないということは、繰り返していますが、農地までそんなことにしようとは。
もう「食糧自給率アップ」も何もやる気はないということでしょうか。
農水省が検討ということで、もはや「農林水産省」という名前も取り下げなければならないでしょう。
「ノータリン省」でしょうか。
耕作放棄で農地が荒廃していると言っても、そこにあんなガラクタを設置したらもはや農地に戻すことは簡単ではないでしょう。
これまではメガソーラーとやらも山林に多かったので目立たなかったのかもしれませんが、これからは度々目にしそうです。
それを見るたびにあまりにも愚かな人間の存在を思い知らされることになりそうです。