甲子園で開かれている高校野球で、選手の中から新型コロナウイルス感染者が出たとして、宮崎商業と東北学院が出場辞退することになりました。
驚くのは、これでも大会を継続し辞退校は不戦敗とするだけということです。
もうこんなところでバタバタと大会中止などしても、どうせ感染は止まらないとでも思っているのでしょうか。
オリンピックでもそうですが、一度始めてしまうともうそれを止めるなどと言うことは考えることすらできないのでしょう。
「戦争は始めるより終える方が難しい」と言われますが、同じことです。
しかし、土砂降りの雨の中で試合を強行し挙句の果てにコールドゲームとしてしまった、大阪桐蔭と東海大菅生の試合の運営も不手際極まりないものでしたが、こういった非常時を何とか収める力というものが、ほとんど無いというのが日本なのでしょう。