爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

焦ったコロナ対応で墓穴を掘った菅。破綻が相次ぐ。

新型コロナウイルスワクチンの接種が少しずつ進んでいるとはいえ、まだ高齢者でも半分に届いていないにも関わらず職域接種などを大々的に進めて状況改善が顕著であるかのように見せかけたかった菅政権ですが、肝心のワクチン入荷が進まずに職域接種の新規受付は停止。

そればかりか自治体によっては予約済みのワクチンが届かずに苦慮するところも出ているようです。

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この期に及んで、職場接種の申請数が多めに出されているなどと責任逃れの言い訳はいつもの通りですが、せっかくちょっと上向いた政権支持率(それにしても人の好い国民だこと)もまた急落しそうです。

 

オリンピック入国者の管理も万全と胸を張っていたのが、ウガンダ選手団の入国者から感染者検出だけならまだしも、スルーした同行者の中から早速感染者、そんなのがやってきた大阪の泉佐野市はいい迷惑、市民たちの不信感も増大したことでしょう。

ここに至って、選手団の管理方法を次々と厳しくしているようですが、まさにこれまでのものが甘すぎの役立たずであったということを認めているようです。

 

無理やりオリンピック開催で自らの評価も上げようともくろんだ菅も、こんなことだったら、「中止しておけばよかった」と後悔しているかもしれません。

 

緊急事態宣言解除の声がかかったと同時のようにまた徐々に増えつつある感染者数。

どうやら、本格的に「墓穴を掘った」のが菅のようです。

これから相次ぐであろう入国オリンピック選手からの感染者検出、東京都議会選挙での自民候補者の意外な苦戦(都民ファーストのアシストにも関わらず)、東京都などの感染者急拡大での再度の緊急事態宣言などなど、これから1か月ほどの間に多くのことが起こりそうです。