爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

本当の「オリンピック開催の最悪のシナリオ」はこうだ。

数日前に横浜市大の奥田名誉教授の話を基に「オリンピック開催の最悪のシナリオ」と題された記事を引用して書きました。

sohujojo.hatenablog.com

しかし、開催の強行だけにとどまらず、奥田さんの予測をも上回る「観客1万人まで入れる」というとんでもないことを言い出しています。

 

上記記事では、「最悪のシナリオ」でも選手にわずかに新規感染者発生、国民の間に再び感染拡大という、「控え目」に見える予測でしたので、ここで「本当の最悪のシナリオ」を披露しておきたいと思います。

もし本当にそうなったら、予言者としての私の能力が示されるでしょう。

まあそうならないことを祈りますが。

 

もっとも危険な予測は「ワクチンが効かない変異株の発生」です。

 

これが起こり得ないなどと言うことはありません。

実際に変異株のいくつかは中国製ワクチンでは効果が無く、その接種が進んでいる国でも再び感染拡大が起きているということです。

 

ファイザーやモデルナのワクチンなら大丈夫などということはあり得ません。

「時間の問題」だということは、専門家なら誰でも認識しているでしょう。

それが、ちょうどこの世界各国から「健康な無症状保菌者」の集まる東京オリンピックで現れたら。

 

下手をすると、オリンピック開催中にも「ワクチン接種済みのはずの」選手・役員に感染者が急増。

試合の中止が相次ぎ、結局は大会自体も途中で終了。

選手たちも帰国が許されずそのまま東京のどこかに長期収容。

死亡者もポツポツと発生。特に年寄りで不健康な役員やスポンサーが危険。

さらに当然ながらそれが東京から全国に急激に広まりこれまでとは比べ物にならないほどの緊急事態となる。

これが本当の「最悪のシナリオ」でしょう。

そうならないという保証は何もありません。