爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

2021年年頭に当たり「今年の予言」第1部 コロナ禍、自然災害、政治経済

あけましておめでとうございます。

この数年、正月には娘の一家が帰省して孫の相手でクタクタになっていたのですが、今回はそれも無い静かな正月となりました。

 

昨年の予言大外れにもめげず?、一応今年も挑戦してみます。

 

例年なら一日で終わらせるのですが、あまりにも多くの予測をしなければならないので2回に分けての掲載です。

 

①コロナ禍

まずは何と言ってもコロナウイルス流行がどうなるかでしょう。

こんな難しい問題はありません。

まあ「予言」というよりは「期待」を書いておきましょう。

昨年末より世界的にはワクチン接種が始まり、数十社が製造開発していますので、数だけはそろってくるでしょう。

日本でも早い時期に開始するでしょうが、行き渡るまでにはかなりの時間がかかりそうです。

副作用の発生はかなりの数になるでしょう。

程度問題ですが、接種中止となるようなひどいものでなければ良いのですが。

ともあれ、今回のワクチンはかなり心理的に強制力を持ちますので、多少の副作用なら眼をつむって接種ということになるかもしれません。

 

ワクチン接種の広がりとともに人の行動も広がってくるでしょうから、その隙をついて感染拡大も何度も起きるでしょう。

若年層へワクチンが行き渡るのは相当遅くなるでしょうが、社会の雰囲気が緩むと接種していないのに動き出すということになりそうです。

 

コロナ関連では各種イベント、スポーツ等の開催が悩むところでしょう。

近いところでは、学校の入試は無理やり実施。

感染者の取り扱いなど、相当な混乱が起きるでしょう。

春の高校野球選抜大会は不可能。

問題はオリンピック・パラリンピックです。

7月にはかなり緩和されるとは思いますが、その準備ができません。

昨年の延期決定も3月でしたが、それでも遅いと批判されました。

今年の3月までに決定しなければならないとなると、中止しかないでしょう。

 

②自然災害関係

風水害は例年通り、各地で被害が出るでしょう。

昨年は台風被害は少なかったのですが、そんなラッキーが続くわけはありません。

西日本では洪水被害、東日本では強風被害も重なるといったところでしょうか。

梅雨時などの集中豪雨被害も何度も出るでしょう。

そろそろ大都会での洪水被害もあり得るかもしれません。

荒川の洪水、地下街の浸水などの非常に危険な事態が心配されます。

 

地震火山爆発もあれば甚大、なければラッキー。

東南海のストレスも高まっていくでしょうし、内陸断層地震は何時どこであってもおかしくありません。

 火山噴火は少し間が空きましたが、まだまだ沈静期間とは言えないでしょう。

 

今年は昨年末からの寒気の強さが続くようですので、久々に大雪被害もあるかもしれません。

北陸から北海道まで、日本海側、山沿いなどは道路の不通により多くの車が立ち往生という状況もあるかもしれません。

 

 ③政治経済

経済の冷え込みはさらに深刻さを増すでしょう。

特に観光業、飲食業のひどさは言うまでもありませんが、その関連業界が次々と悪化していきます。

なんとか耐えているのが限界になっていくかもしれません。

それに伴い失業者も増加します。

コロナ禍が落ち着いた後の町の様子はまったく違うものになっているかもしれません。

 

経済が悪ければ政治も落ち着くはずもありません。

それでなくても資質にかなり問題がある現政権ですから、難局を迎えればさらに馬脚を現すでしょう。

そもそも、アベの体調不良(?怪しいけれど)のために急遽リリーフに立った政権ですので、「番頭内閣」と呼んでいたのですが、少なくとも「坊ちゃん政権」よりは少しはマシだろうとは思っていたところ、案に相違し「坊ちゃんよりひどい番頭」であったことが、どんどんと明らかになっています。

そのような政権下の政局はどうなるか。

さらに世の中の景気が悪化していくと政治に対する見方も厳しくなり、政権支持率は低下していくでしょう。

それでも政権交代の受け皿はありませんので、なかなか政権存続の不安とはならないでしょうが、それでも不安定要素となります。

政権支持率が高いままであれば早期の(高いうちの)衆院解散総選挙という手もありますが、それも難しくなります。

 しかし自民党内部でスガ政権樹立の際に不満を持っていた連中の動きが活発化し、それがまとまれば大きく動く可能性もあります。

 

ここでコロナ対策のワクチンと治療薬の開発と製造の状況が関わってきます。

現状ではまだ利用可能なのはファイザーなど数社のもののみですが、それを各国が奪い合う状況となれば、日本へ振り向けられる数量はごくわずかでしょう。

その他のメーカーの開発がどの程度になるのかも気になりますが、まだ数か月遅れるでしょう。

日本国内にぼつぼつと出だすのがせいぜい春先。

十分に行き渡ってくるのは年の後半かもしれません。

ということで、社会の動きは前半はほとんど昨年同様で止まったままとなりそうです。

治療薬はこれまでの候補はほぼ脱落、新薬のうわさも出ません。

ワクチンが出てきても感染者発生はあるでしょうから、治療薬の効果の高いものが出るまでは社会心理としても安心できず心理的な回復はできません。

 

 

(第2部に続く)