爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

新型コロナウイルス感染者拡大の第3波で、「医療機関の逼迫」と言われていますが、政府支援はどこへ?

新型コロナウイルス感染拡大が続き、「医療崩壊」が危惧されていると言われています。

重症者が増え続けているということですが、その数は第1波と言われていた3月、4月の最高値を越えてしまうということです。

www.tokyo-np.co.jp

 

 

しかし、その時の危機に対応するように政府からは巨額の予算を支出しているんじゃないの。

www.mixonline.jp上記の記事では、第2次補正予算案として

◎新型コロナ感染症緊急包括支援交付金(医療)1兆6279億円計上 「空床確保料」を補助

第2次補正予算案では、新型コロナ感染症緊急包括支援交付金として医療分1兆6279億円(全額国費)を計上した。うち新規事業分は1兆1788億円を確保する。具体的施策では、コロナ患者を受入れる重点医療機関(コロナ専門病院、専門病棟等)に対し、患者を受入れていない病床について「空床確保料」として補助する。これまでは、入院病床は診療報酬収入(3倍増)で賄えたが、空き病床の収入はゼロだった。今回の補正予算案により、コロナの入院患者は診療報酬収入で賄い、コロナ患者用に確保した病床のほかに、休止病床も「空床確保料」として収入を得ることができる。

全額国費からの支援として1兆6000億の交付金が支出されるとなっています。

ここでは患者を受け入れていない病床確保料も補助するとなっています。

 

こういった補助が本当に届いているのでしょうか。

 

なお、通常の医療機関での新型コロナウイルス感染者の受け入れが厳しければ、自衛隊の衛生部隊などでの受け入れ施設の緊急設置や、休職中の医師や看護師さんを「高給で」雇用してこの時だけの「臨時感染者収容施設」といったものを作るのではないかと思っていましたが、「何にもしてないのね」

 

どうも、幸運と偶然で何とか乗り切れた第1波で安心しきって、浮かれてGOTOだの経済復興だのと言うばかりで、感染対策は「個人任せ」ばかりだったようです。

この程度で「日本モデル」だのなんのと言っていたのは誰でしょう。

その番頭も何もやる気はないようで、GOTO継続だけに固執しています。

このような無能政権を選んでしまったのは国民の不幸とは言えないでしょう。